生駒山地のなるかわ園地にあるぼくらの広場からは凄まじい光量と迫力ある大阪平野の夜景を望むことができる。それは最大級の日本屈指の迫力夜景といえるだろう。この素晴らしい夜景を見たいがためにナイトハイキングに訪れる人も多い。今回はそのぼくらの広場の夜景を紹介したいと思う。
アクセス
ぼくらの広場へ暗峠からと信貴生駒スカイラインのどちらからでもアクセスが可能だが、暗峠に行くには国道308号線の細く急坂の道をあがっていかないといけないため、かなりの運転技術が必要である。どちらからのアクセスも真っ暗な登山道を歩くのでヘッドライトは必須である。 地図上の水色線が信貴生駒スカイラインからのルートで赤線が暗峠からのルートとなっている。
昼間~夕方の景色
昼間の景色は大阪平野を一望できるが西日だと霞んで見える
ズーム気味で撮影。夕方の景色は大阪のビル群と沈む夕日で「この世の終わり」みたいな光景を見せてくれる
トワイライト
トワイライト夜景のパノラマ画像。全体を見渡すとこんな感じである
トワイライトタイムのシルエットの木と背景に夜景。これがまさに絵になっている
日没後の夜景
完全に暗くなった時の夜景。凄まじい光量と道路のラインが特徴的
望遠でズーム撮影してみると大阪のビル群や明石海峡大橋まで望むことができる
大きな木の下で人物を入れて撮影してみた。人物が入ると視界の広さや光量の凄まじさがわかる
積雪時の雪夜景
大阪府で雪が積もることは珍しいのだが、積雪時にぼくらの広場へ行ってみると他では見れない光景を望むことができた。この写真は2011年2月に撮影したものだが、それから現在に至るまで大阪府でこれほど雪が積もることはなかった。しかし今後に期待したい。 ちなみに、積雪時は信貴生駒スカイラインや国道308号線は凍結のため通行止めになることが多い。そのため積雪時は枚岡駅から枚岡展望台を経て登っていくしかアクセスの方法はない。もちろん雪山ナイトハイキングになるため雪山の知識はもちろんアイゼンの装着は必須。
ぼくらの広場の看板。積雪した広場とその背景に夜景が広がる
シルエットとなる木もこの通り。樹氷になっていればなお良かった
夜景の光が雪にまで届いているのがわかる。輝く光と反射するかのような雪の光景。雪に足跡がないのもまた良い感じ
今回はぼくらの広場をいろんな視点から紹介してみたがいかがだったでしょうか。信貴生駒スカイラインに訪れた時も含め、この素晴らしい迫力夜景を体感するために、一度訪れてみてはいかがでしょうか。登山道が不安である場合は昼間に一度下見をしてみるのもいいでしょう。