波乱万丈だった牛山・滝山

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メンバー 涼(単独)
コースタイム
5:45楊梅滝入口手前駐車スペース→5:56第一キャンプ場→6:02尾根取り付き
→6:32尾根下り→6:55正規登山道合流(15分休憩)→8:25滝山・牛山分岐
→9:03鳶岩(15分休憩)→9:49牛山(5分休憩)→11:55滝山(昼食)
→13:15行動開始→13:46寒風峠(15分休憩)→14:45涼垰(10分休憩)
→15:39北小松登山口→15:40楊梅滝入口手前駐車スペース


合計距離: 9.67 km
最高点の標高: 705 m
累積標高(上り): 1023 m
累積標高(下り): -1023 m
Download file: ushiyama_takiyama.gpx
牛山・滝山1
楊梅滝入口手前駐車スペースに駐車してスタート

牛山・滝山2
まずは道路を下っていく

牛山・滝山3
ここのハイキングコースからキャンプ場を経て登山道に入ることにした

牛山・滝山4
キャンプ場までの登山道は結構荒れているけど誰も通ってないのかな!?


日曜日にナイトハイクにいく約束をしていましたが、一緒に行く人が風邪でダウンしたのと、朝早く目が覚めたこともあって、以前から予定していたリトル比良の牛山、特に鳶岩へ行くことにしました。リトル比良の縦走も予定したことはありましたが、あまり面白そうなルートでもなかったのですが、この牛山に関しては知った時に登りたくなったのです。ルート図を見ておわかりのようにルートを間違えたおかげで1時間30分もタイムロスをしてしまいました。GPSはあったのですが、まさかの電池切れだったせいで、最初に登っていた尾根が間違っていることに気がついたのです。電波のいいところで新しいほうのスマホにルート図をインポートして、間違った尾根を登っていることに気が付いたわけです。かなり急登の尾根だったので体力も完全にやられてしまいましまた。せっかく登った尾根を下って正規のルートに合流したときはもうヘトヘトになっていましました。それでもスローペースで牛山へ向かっていき、鳶岩に辿り着くことができました。そこで撮影も含めて休憩をとりました。そこから登り返してさっさと牛山に登頂して、今後どうするか考えました。滝山へ登って周回するだけの時間は残っていましたので、予定通りに滝山へ登ることにしました。ところが、これが仇になりました。3日ほど前からどうにもアキレス腱が痛かったのですが、前日にはすっかり治ったので決行しましたが、再び痛みがでてきました。牛山から滝山へのルートは完全バリルートでいたるところにテープが巻かれていますのであてにはなりません。方角を間違えないようにルーファイをしていきましたが、だだっ広い尾根道で何度もコースアウトしました。アキレス腱の痛みと同時に登らなくても巻けそうなピークも登ったりして余計な体力を使ってしまいました。時間をかけながらなんとか滝山の頂上に到着した時は、もう昼になっていました。とにかく足の痛みと体力回復のため、昼食をとって大休憩をすることにしました。簡易用の椅子を出してまったりしながら昼食をとった後、痛み止めを飲んで紅茶を飲みながら足の痛みが和らぐのを待っていました。昼食をとって水分を十分に補給して、足の痛みが和らいだところで行動開始。この後、ヤケ山に登頂してそのまま一気に下る予定でした。そして寒風峠に到着したときに少し考えました。このままヤケ山に登るかどうかが運命の分かれ道となりました。寒風峠から標高100mほど登ればヤケ山に登頂できるし、体力的にも時間にもまだ余裕はある。ただ、地図を確認するとヤケ山直下の下りはかなり急斜面になっていますので、もし、再びアキレス腱が痛くなってしまったら登りはいいとしても、下りがかなり大変なことになる可能性が高い。こんなところまできたのにと思いますが、山では決して無理をしてはいけないという言葉と、母から「山では戻る勇気が必要」と言われていたことを思い出して、もう下ろうと決心しました。案の定、寒風峠から下りでアキレス腱が再び痛くなりましたので、やはりヤケ山に登らないで良かったと思いました。ちなみに寒風峠から下りは沢筋に出ると少し迷いやすくちょっとしたルーファイが必要になります。そして、なんとか涼峠に到着して足のためにも休憩をとることにしました。そして涼峠からの下りですが、これがまたガレ場の嫌な感じの登山道で、登りはいいんだけど、下りは足が痛みます。なんだかんだとしながらも北小松登山口まで下ってきた時、やっと下ることができたと思いながらも嬉しかったです。波乱万丈な1日になってヤケ山は残念でしたが、今回のメインは鳶岩からの展望だったので目標は達成できたので本当に良かったです。ちなみに牛山はあまり知られていない山のようです。今回の反省点は余計なことをしないということと、足の痛みがありそうなときは山行を中止するべきだったと思っています。このくらいのルートって思っていても、その日の体調によっては波乱万丈な山行に化けるということを思い知らされた山行でした。しかしながら鳶岩からの展望は最高だったので大満足でした。

2件のコメント

  1. リトル比良おつかれ!

    そんな前日に体調不良でドタキャンするヤツがおるんやね!!けしからん。
    いったい誰やねん。そいつはww

    最初の道迷いがかなり登ってからのUターンなので
    時間&体力がもったいなかったね。

    もう虫が出る時期なんだね。
    虫と格闘しながらの昼飯は大変でしたね。

    ヤケ山は特に展望いいわけじゃないし、今回はアキレス腱に痛みが
    出たみたいだし寄らずに下山して良かったんちゃうかな。
    展望のいいのはヤケ山以降なんで。

    アキレス腱なんとも無かったらいいのにね。早く治りますように!

    1. 登山好人さん>
      コメントありがとうございます。

      > そんな前日に体調不良でドタキャンするヤツがおるんやね!!けしからん。
      > いったい誰やねん。そいつはww

      いやいや、僕も人のこと言えないのでそこはお互いにお大事にしましょうってことで!

      > 最初の道迷いがかなり登ってからのUターンなので
      > 時間&体力がもったいなかったね。

      これが完全に仇になりました。考えてみれば牛山と同じ標高を一度登って下っているのと、
      間違えて登った尾根は反返った感じの急登でしたから、下りもキツくて時間と体力がやられてしまいました。
      もともとリトル比良の縦走も計画したことはあったのですが、あまり面白くなさそうなので却下しました。
      ところが牛山の直下にある鳶岩の存在を見つけてから、絶対に行こうと計画していました。

      虫はもうブンブンとうるさいくらいいましたが、なんとか昼食をとることができました。
      これからの時期は虫除けの道具を持っていくのがいいかもしれません。

      ヤケ山に登ろうと思ったのはピークハントしたかったこともありますが、
      寒風峠からの沢筋を下るのが嫌だったというのもあります。
      しかし、結果的にはヤケ山に登らないで良かったと思います。
      涼峠からは嫌な感じのガレ場で、登りはいいのですが下りはこたえました(汗

      アキレス腱の痛みですが、前にも一度あって、黴菌が原因で抗生剤で治しました。
      今回も抗生剤を飲んで様子を見ていますが、今はもう痛みは治まっています。
      ご心配していただいてありがとうございます。

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