Youtubeにアップされた女性登山者の動画について

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今回も私の主観的意見なので賛否両論あると思いますが、そこはあまり気にしないでください。



最近はYoutubeでよく登山動画がアップされています。特に若い女性の登山者は人気のようですが、どうにも登山アイドル的な要素が多いような気がします。別にそれを否定するつもりはありませんが、動画再生で稼いだお金を登山道具に費やしたりしていることもあるようです。他にも登山ガイド資格を得た人もいるでしょう。

ただ、私の意見としては登山ガイド資格を取ったから何なの?と思っています。登山ガイド資格を持っているからといって山のスペシャリストになっているわけではないということを忘れてはいけないと思っています。私も登山ガイド資格を取ろうと思ったことはありました。たしかに勉強することも大切ですが、結局はガイド知識を身につけて時間と金と体力さえあれば誰でも取れるような資格だということに気づきました。だから登山ガイドの資格を取得しても、私がこれまでしてきたような命がけの登山ができるのか?と問われれば話は別になるということです。

さて、本題に入りますが、とある人気の女性登山者が動画の中でこのように言っていました。

私はこれまで登山をしいてて大変な目に遭いました。たとえば樹林帯の中を歩いていてコースアウトしたり、雪山登山においてホワイトアウト状態になり動けなくなってしまったこともありました。そういう反省点を踏まえて今後は安全重視の登山をしていきたいと思います。(文章は少し変えています)


あたかも登山で苦労してきたような発言をしていますが、私はこれを聞いて思ったのは「地形が読めなかっただけじゃないか」です。雪山登山のホワイトアウト状態に関して疑問に思ったのは「その覚悟で挑んだんじゃないのか?天候は読めなかったのか?」です。どちらも登山初心者がする発言じゃないかと思わされました。

今や地図だけではなくGPSもある時代なのですが、どれだけ読図の基本をマスターしていても現地で地形を読むというのは非常に難しいことです。私は表面上で夜景登山家とされていますが、夜間登山において地形を読むのは難しいのです。そこで重要になってくるのは五感を研ぎ澄ませることです。現在、自分はどういう場所を歩いていて、現在地を地図で示すとこの付近だろうということを頭の中でイメージできるようになっています。この感覚が身についていれば樹林帯の中であろうが、ホワイトアウト状態であろうがある程度回避できます。また山での五感を働かせるにはナイトハイクだけではなく、それなりの経験も必要になってきます。つまりいくら登山ガイドであろうがたくさんの山を登っている人であろうが、この感覚が身についているかどうかで発言も変わってきますし、登山時の行動も変わってきます。


私も偉そうなことは言えませんし、その五感を完全に身につけているかと問われれば100%でありません。登山アイドル的存在になるのも、登山経験者として語ることも否定はしませんが、もっと登山技術を向上させる、自分はがんばっているみたいな動画をアップしてほしいというのが私の個人的な意見です。そのためには有名な山や登山道だけではなく、マニアックなバリルートや新たな登山道の開拓などもしていただきたいです。

最後に、私が応援していて時々コメントをしているYoutubeで動画をアップしている女性登山者は2名いますが、その2名とも登山に対する考え方は謙虚で自分はまだまだ、これからがんばるんだという意思がとても伝わってきています。そういう女性の登山者であれば応援したいと思っています。

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